下見をする上での注意点

  1. できれば下見は複数で

    2人以上いれば、1人の時よりも色々な点がチェックもできます。例えば部屋のドアを閉めた際の騒音や、窓の外からどの程度中の動きが見えるかなどなど、ここはずうずうしいくらいチェックしまくりましょう。
    ただし、1つ気をつけたいのは不動産屋さんもまたここであなたの事を逆にチェックしていることです。あまりにも非常識な友人や、恋人同士ででかけていってラブラブ状態、などというのはマイナス評価を与えてしまいます。
    たとえば同じ部屋に二組の見学者がいたとして、かたやずっと手を握り合っていかにも無断で半同棲してしまいそうなカップル、かたや堅実そうな礼儀正しいOL、だったとしたら、どちらに好印象を持つかはあきらかですね。

  2. チェックポイント

    1. 収納
      必ず開けてみましょう。広さもチェック。間取り図上では1間あった押入れが、実は開けたら半分はつくりつけの棚があり、大きいものは入れられなかった、などということもありがちです。
    2. コンセントの場所や数/ガス栓の有無/電話・TVの配線の配置
      これらは出来れば面倒がらずに間取り図に即書込んでいきたいものです。冷暖房完備なら問題ありませんが、無しの場合には暖房器具等の配置の問題も重要になってきます。
      例えばキッチンだけでなく部屋にもガス栓があれば、ガスストーブなどが活用出来るでしょう。逆に危険だからという理由で、ガス・石油ストーブの使用等が禁じられている場合もあります。極力手持ちの暖房器具を有効活用できるようにしたいものです。それからコンセントの位置次第ではかなり家具の配置が制限されてきますのでここにも要注意。
      洗濯機置き場など、有無を言わせず配置が決ってしまうものについても、その状況が自分にマッチしているかも見極めておきましょう。防水パンの上方に棚があったりしますと、まず乾燥機は設置できません。
    3. 扉や窓関係
      こちらも、とにかく開けられるものは開けてみましょう。閉めてみましょう。
      たまにならいいですが、毎日毎日たてつけの悪いドアを開閉するのはかなりストレスがたまるものです。網戸に小さな穴が開いていて意味を成さない、などということもあり得ます。
      また、こういう不備を見つけた場合にはすかさず確認しておきましょう。申し出たことで直してもらえる場合もあります。
    4. 騒音や周囲の環境
      部屋の中だけでなく、当然周囲の環境も重要です。
      特に集合住宅の場合、壁が薄くないか、隣接の部屋との関係はどうか、住人の雰囲気はどうか、などが重要になってきます。管理費がある場合、共同部分の掃除などちゃんとされているかも参考にしましょう。また、日照はどの程度あるかも忘れずにチェックしておきたいものです。いくら図面上は南向きに大きな窓があったとしても、隣に高層住宅がそびえていては無いも同然ですね。同じく窓を開けるとすぐ目の前にお向いのマンションの窓がありとても開けてなどいられない、という可能性もあります。不動産屋さんに連れられて、車で行ってしまう場合が多いのが実状ですが、実際にいつも足が車、というならまだしも、必ず一度は歩いてみるべきです。
      車ではわからなかった、緩く長い坂道のつらさ、深夜の一人歩きの危険度、駅から家までの間に必要な店があるかどうか、などなど…。
      また、街は生きています。平日と土日、朝と夜、いろんな表情がある筈。住んでみてから「こんなはずじゃなかった」という事態を避ける為に、下見にいった後も余裕があれば時間帯を変えて、徒歩でも行っておきたいものです。